血液内科

対象疾患

急性・慢性骨髄性白血病、急性・慢性リンパ性白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫などの血液悪性腫瘍
再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの造血障害
特発性(自己免疫性)血小板減少性紫斑病、
骨髄増殖性腫瘍(真性多血症、本態性血小板増多症、原発性骨髄繊維症)
鉄欠乏性貧血など貧血、そのほかの血液検査値異常、不明熱など

治療

 当科は血液疾患全般を対象に診療を行っています。
 白血病や悪性リンパ腫に対しては、抗がん剤をいくつか組み合わせた“化学療法”を行います。また多発性骨髄腫については、いわゆる抗がん剤とは異なる新しい作用機序をもった“新規治療薬”を組み合わせた治療法を主に行います。
 再生不良性貧血や自己免疫性血小板減少性紫斑病に対しては“免疫抑制療法”を行います。どちらにおいても免疫力低下による感染症や、その他様々な合併症をおこすことが多いため、全身管理のもとで治療します。
 血液内科領域では、分子標的治療薬や抗体医薬品など他疾患に先駆けて、従来の抗がん剤にはない新規作用機序をもつ新しい治療法の導入がいち早く始まった分野でもあります。これにより従来は治療ができなかったご高齢の方にも治療の選択肢が増えてきました。

当科の特徴

 当科には経験豊富な4名の血液内科専門医が在籍し診療にあたっており、著しい免疫力低下にも対応できる“無菌治療室”も8床備えております。様々な疾患に対する化学療法だけでなく、自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法にも対応できる体制をとっています。
 当科ではご高齢の患者様にも対応できるよう、がんリハビリテーション研修を修了した医師が2名在籍しております。化学療法中の入院患者様を対象にリハビリテーション治療を積極的に導入することにより体力を維持でき、安全に治療ができるような取り組みを行っています。
 また最新の医療を導入するだけではなく、患者様やご家族が納得できる治療を選択することも重要と考えています。入院生活を心地よく過ごしていただくために、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種でチームを組んで連携を行い、一人ひとりの患者様のご希望に沿った医療を行っています。

統計グラフ

入院患者の状況

血液内科症例数推移

血液内科における化学療法の実績

疾患別化学療法の推移